森村さんのコメントに大変なアクシデントと書かれておりますが、事の真相は、車で小屋に行くべく、貴船神社の奥の院を過ぎて500Ｍほど進んだところで、私の不注意により、車道より左側の５ｍ程下の川に、車ごと転落したのです。

　実は古い山の友人を助手席に乗せ、話に夢中になっていたようです。丁度ブッシュ帯で、斜めに落ちて反転し、ひどいショックはなかったけれど、車はグニャグニャ、乗っていた二人はもつれ合い、ドアは開かず、脱出に往生いたしました。

　後部座席の反対側の窓が割れ、何とかそこから脱出するのに相当時間が掛りました。その最中も、先行の皆さんにでスマホで連絡しようにも圏外で電波届かず、二人でいろいろと手助けしあい、やっと30分以上かかり路上に這い上がった次第であった。そのうち森村さんと木村さんが引き返くれてほっとする。

　我々二人は奇跡的に怪我はなく、全く助かった次第です。もう一寸で新聞種になるところでした。それに皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。
取り敢えずは、電波の届く奥の院まで森村さんの車に乗せてもらい、私はそこからＪＡＦや東京海上と警察に連絡いたしました。また現場に戻れば打越さん、桒原さんが来てとりあえず必要なザックやカメラなどを引き上げてもらいましたが、とても車の引き上げに時間が掛るので、皆さんには小屋に行ってもらい、私一人救援車を待ちました。

　90分ほどしてＪＡＦのレッカー車が来ましたが、とても引き上がらず、クレーン車が必要となり，また東京海上に連絡、2時間程掛って、クレーン車が2台到着、それでも引き上げられない事態となりました。

　それで車は現場に放置、翌日(今日)朝からいろんな作業員と共に強力なクレーン車で現場に向かい、引き上げ、そのまま私の希望する枚方マツダに届けてくれることになりました。
車がそのまま放置されているので、皆さんにまたご心配をおかけすると思い、私は、皆さんの帰りを貴船駅の集合地点で待ち、事情を説明して安心してもらいました。

　さてその翌日、(今朝)、私が現地に行かなくとも車が引き上げられ、言葉通りお昼にボコボコの愛車が枚方マツダに届けられました。即マツダより連絡があり、午後一番タクシーで枚方マツダに出向、早速打ち合わせました。
と言うのは何と先月の10月19日新車購入のホヤホヤ、20日より29日まで東北の紅葉狩りに出かけ、30日は戻って新車点検、その翌日の31日、(新車購入12日目）に、小屋に出かけて川に落ちたのです。何とも説明のつかない話です。

　しかし無惨な姿の車を見たマツダの人たちは、怪我の無いのが信じられないと言い、翌日になっていろいろ体に支障が出てくるものだと言う話。ところが全く無傷、全てはシートベルトと内装が柔らかいパットで固められているからでしょう。
小屋行に同行された皆さんに大変ご心配をおかけしました。お陰様で現在、体は同乗者を含めて全く無傷。

　それに車両保険にフルに入っていたお陰で、全ては保険でカヴァーされ、車の引き揚げ作業費用、帰宅の交通費から、レンタカー30日分も、それに全損なので新車車両価格の110%払われることになり、再度購入車両が旧車両よりグレードがアップすると言う何ともウレ恥ずかしい結果となりました。

　沢山の方にご心配をお掛けしましたので、取り敢えずは現況を報告申し上げます。
強いて付け加えるなら、映画の様に、転倒した車からは、人は簡単に脱出できるものではありません。