２０１５年３月 残雪の山小屋
S37卒 森村 征男氏
16、17日の予定が崩れ、17日は好天気の予想もされもったいないので、打越の都合も良く労山のＳ子さんも誘い出かけました。
芦生峠までは除雪の雪だまりはあるものの、峠を越えれば徐々に残雪もあり、芦生の部落の外れでは車も行きどまり。
荷作りも終わり雪の中を歩きだしたのですが、ズボズボと足は取られカンジキをはくことにしました。
道中は、所々は雪もない状況でしたが、杉林のお蔭で雪解けは遅いようでした。三の谷近くは、暖かい日差しの下で春山の雪遊びのごとく楽しみました。
二の谷に入ると南面のせいか、さらに雪解けは早く、カンジキもはずし長靴の特権、雪を避けて川の中や川沿いを歩き、小屋の手前50ｍ程はやむなくツボ足で行きました。
山小屋の大屋根の雪は落ち、窓近くまでにつもり、積雪はまだ60ｃｍも残っていました。
今回は小屋の心配はなくとも、どれだけ雪があるのかが関心であったので、３月中旬と云え二の谷はまだ雪に囲まれた状況でした。
昼はいつものパターンでなく、レトルトカレーとうどんとで食べ、又岩切君の依頼で水仙を植えた所の除雪もしました。
先般２月に訪れた諸君も苦労したストーブの火付けは、やはり失敗に終り、今春には次の冬に備え万全な薪対策を考えねばと思います。
雲一つない青空と暖かい日差しを浴び、雪のなかを歩き、登り２時間、下り１時間半、我らの「黄金の御殿」で後期高齢者が遊べた事を感謝、感謝です。
